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論文

Vulnerability of feline T-lymphocytes to charged particles

柿崎 竹彦; 浜田 信行*; 坂下 哲哉; 和田 成一*; 原 孝光*; 舟山 知夫; 宝達 勉*; 夏堀 雅宏*; 佐野 忠士*; 小林 泰彦; et al.

Journal of Veterinary Medical Science, 69(6), p.605 - 609, 2007/06

 被引用回数:1 パーセンタイル:13.61(Veterinary Sciences)

重イオンの優れた生物学的・物理学的特性から獣医領域での応用が期待されるが、これまでに伴侶動物細胞に対する感受性は明らかにされていない。そこで、本研究では、ネコ由来Tリンパ球に対する感受性を解析し、重イオンの線量と線エネルギー付与に依存して細胞死が誘発されることを明らかにした。

論文

Killing of feline T-lymphocytes by $$gamma$$-rays and energetic carbon ions

柿崎 竹彦; 浜田 信行*; 舟山 知夫; 坂下 哲哉; 和田 成一*; 宝達 勉*; 夏堀 雅宏*; 佐野 忠士*; 小林 泰彦; 伊藤 伸彦*

Journal of Veterinary Medical Science, 68(12), p.1269 - 1273, 2006/12

 被引用回数:3 パーセンタイル:23.32(Veterinary Sciences)

線エネルギー付与(LET)の高い重粒子線は、生物学的効果比(RBE)が大きく、さらに線量分布に優れていることから、ヒトの放射線治療に臨床応用がなされている。しかしネコに対しては臨床応用されておらず、放射線生物学的な基礎データも報告されていない。本研究ではネコ由来Tリンパ球(FeT-J)における低LETの$$gamma$$線(0.2keV/$$mu$$m)と高LETの炭素線(114keV/$$mu$$m)を照射したときの生物効果を比較検討した。クローン原性試験の結果、10%生存線量(D$$_{10}$$)における炭素線のRBEは$$gamma$$線と比較して2.98であり、また不活性化断面積は$$gamma$$線で0.023$$mu$$m$$^{2}$$、炭素線で38.9$$mu$$m$$^{2}$$であることがわかった。TdT-mediated dUTP-biotin nick end labeling(TUNEL)法を用いてアポトーシス発現を測定したところ、TUNEL陽性率は同一吸収線量の照射では炭素線は$$gamma$$線よりも高値を示したが、それぞれのD10線量の照射では炭素線と$$gamma$$線の結果に有意な差は認められなかった。以上の結果から、炭素線は$$gamma$$線と比べ同じ物理的線量を照射した場合の細胞致死効果は高く、また生物学的線量が等しいときの細胞応答に違いはないことが示され、よって炭素線治療はネコに対しても有用性が高いことが示された。

論文

Prediction of cellular radiosensitivity from DNA damage induced by $$gamma$$-rays and carbon ion irradiation in canine tumor cells

和田 成一*; Khoa, T. V.*; 小林 泰彦; 舟山 知夫; 荻原 喜久美*; 上野 俊治*; 伊藤 伸彦*

Journal of Veterinary Medical Science, 67(11), p.1089 - 1095, 2005/11

 被引用回数:18 パーセンタイル:64.53(Veterinary Sciences)

伴侶動物で治療の対象となる重要な疾病は、感染症から腫瘍に移行しつつある。放射線治療は、腫瘍に対する効果的な治療法の一つであり、獣医療領域でも放射線治療の適用が増加すると予想される。腫瘍組織はすべてそれぞれ異なった放射線感受性を示すため、放射線治療においてはあらかじめその腫瘍の放射線感受性を把握することが重要となる。そこで、3種類のイヌ腫瘍細胞において$$gamma$$線と炭素線照射によるクロノジェニック法による生存率と中性コメットアッセイによるDNA2本鎖切断の関係を調べた。すべての腫瘍細胞において、炭素線は$$gamma$$線よりも細胞致死効果が高かった。また、$$gamma$$線照射及び炭素線照射において初期DNA損傷と残存DNA損傷は放射線感受性の細胞では高く、放射線抵抗性の細胞では低かった。2Gy照射時の生存率値(SF2)と初期DNA損傷及び残存DNA損傷の間に相関関係が認められる傾向が観察された。特に、線量あたりの残存損傷とSF2との間には放射線の種類によらず高い相関関係が認められた。これらのことは残存損傷を評価することによって腫瘍細胞の放射線感受性を予測できることを示唆している。

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